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■最近一番感動したお話・・・人の創造力を発揮させる「問い」の大切さ・・・
今年4月にご縁を頂き「朝活ネットワーク富山」というセミナーでお話する機会を頂きました。その際、事前にどのような雰囲気なのか知るために別の方が登壇するときに参加させてもらいました。その時に聞いたお話に感動したのです。
それは、こんな話でした・・・
その方は世界一周旅行をしている最中でした。道中インドに行き、しばらくの期間ボランティア活動をするため、外国人の旅行者が多く泊まる宿に長期滞在しました。その宿は働けば無料で泊まらせてくれるという仕組みがあったので、限られたお金で旅をしていた彼にとっては非常にありがたい宿でした。
その時に宿のオーナーが彼に出した、たった一言の指示がありました・・・
彼の人生を変えた指示・・・
それは、
「とにかくお客様を喜ばせてください」
でした。初めて慣れない仕事をすればいろんなミスもするかもしれない。ミスをしても何をしても大丈夫だから、とにかくお客さんを全力で喜ばせて欲しいととオーナーは彼に言いました。。。
その指示を受けた彼は、それからずっと・・・
「どうしたらお客様を喜ばせることができるだろう?」
という問いと向き合うことになりました。そして、すぐに思いつくことから実行していきました。例えば「笑顔で挨拶する」とか「重い荷物を運んであげる」など。
ところで、その宿は外国人が泊まることもあり、条例かなにかで宿泊者のパスポートの情報を記録しておく必要があったそうです。
ある日いつものように宿泊者のパスポートの内容を書き写しているとき、その宿泊客の誕生日が翌日に迫っていることに気が付きました。
そこで彼は思ったのです。
「宿泊者みんなでサプライズパーティをしよう!」
こっそりと他の宿泊者の方々にお願いをし、皆快く賛同してくれました。翌日サプライズパーティをして、その宿泊者がどれほど喜んだことでしょう?
あのオーナーの指示がなければ、パスポートを見ても明日が誕生日だということにすら気が付かなかったかもしれません。「どうしたらお客様を喜ばせることができるだろう?」という問いと本気で向き合い続けていたから、誕生日の情報をキャッチすることができたのです。
宿のオーナーが出した指示「とにかくお客様を喜ばせてください」これは宿に限らずあらゆるビジネスの本質を一言で表しているのではないでしょうか。
そしてこの指示は絶妙な抽象度があるために、指示を受けた人の中に「どうしたらお客様を喜ばせることができるだろう?」という創造力を掻き立てる問いを生み出します。
・「お客様を喜ばせること」がビジネスの本質
・関わる人の自由な思考や創造力を促す「問い」の重要性
こんなことを学んだ貴重な朝活でした。
以上読んでみていかがでしたか?
もしご質問や感想あるいは今後書いて欲しいテーマなどありましたら、是非このメールへの返信の形でお送りいただければ私に届きますのでお気軽にご連絡ください。
こんな感じで今後も不定期に発信していこうと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
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