コーチング入門(1) コーチングとは

今日からしばらく「コーチング入門」と題して書いていこうと思います。なぜかというと、とても嬉しいことに私のクライアントの多くがコーチングを学びたいということなので、そんな方のためにも書いてみようと思ったのです。

第一回は「コーチングとは」です。

世には様々なコーチングスクールがあり玉石混交だと思うのですが、その中でも国際コーチング連盟(ICF)の資格が取れるコーチングスクールは世界的なコーチングの標準を満たしたコーチングスクールということでより信頼できると思います。私自身がコーチングを学んだコーチ・エィ・アカデミアももちろんICFの資格を取得することができるコーチングスクールで、特にコーチングをビジネスに活かしたい人におすすめです。もっと精神面、心理面を深く探求するコーチングスクールもあると思います。私の場合は以前から精神面では自分とかなり向き合ってきたこともあり、どちらかというとあえてビジネス寄り、コーチングのスキル寄りのコーチングスクールを選びました。

さて、国際コーチング連盟(ICF)の日本支部のホームページに「コーチングとは」ということで以下のように書かれています。

コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。

国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)のページより

また私が学んだコーチ・エィ・アカデミアではコーチングを以下のように定義しています。

目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それをテーラーメイド(個別対応)で備えさせるプロセスである

コーチ・エィ・アカデミアのページより

上述の説明がされているこちらのページにコーチングの概念について詳しく知りたい場合の情報も書かれていますので是非読んでみてください。

というわけで「コーチングとは」というのは国際コーチング連盟やコーチ・エィなどが定義をしていますが、ではコーチングを受けたら何が得られるのか。それはコーチングを受ける人によって違います。より具体的にイメージできるように、私自身のクライアントの方に公開を前提に書いていただいたものを以下にご紹介します。

小野のコーチングを受けているクライアントの声


男性クライアント(10ヶ月の契約後、継続契約した理由)
小野さんとのコーチング契約を結んで1年強になります。 継続している1番の理由はコーチングの中で小野さんが良い問いを投げかけてくれるためです。 私の場合、コミュニケーションの取り方を相談することが多いのですが、 自分の行動に対して、小野さんから問いを投げかけてもらうことで、自分自身の経験と気づきを言語化することができ、 そしてまたそこから次に何をするのかということを壁打ちさせてもらっているので、大変助かっています。 また月に1回のコーチングだけでなく、日々新しい気づきを与えてくれるので、 自分の目標に向かって伴走してくれる良きパートナーだと思っています。

男性クライアント(10ヶ月の契約後、継続契約した理由)
私が、小野さんにコーチングの継続契約をお願いした理由は、コーチングを受けた10ヶ月で、大きな変化が2つあったからです。
一つ目は、コーチングを通して自己理解を深め、自分の想いに素直に生きられるようになったことです。具体的には、私には「愛がある」と気づけ、対人関係でもっと愛を表現して良いと、自分自身に許可を与えられるようになりました。また、楽しむ、笑う、喜ぶ、幸せになるなど、自分の心の中でストップを掛けていたことを、解放できるきっかけも頂けました。
二つ目は、より自分を信じられるようになったことです。私は、目標を目指す時、途中で「自分はどうせ○○」という心の声が聞こえ、日々の努力に悪影響が出て、うまく継続できず、良い結果がでないでいました。ですが、小野さんにコーチをお願いしてもらってからは、その言葉が出そうになっても、「小野さんが自分を信じてくれている」と思えることで、「自分はどうせ○○」という言葉を打ち消すことができ、自分をより信じられ、結果が出るようになりました。

女性クライアント(10ヶ月の契約の8ヶ月終わった時点での感想)
小野さんのコーチングを受けて
コーチングというものは、小野さんのコーチングを受けるまでどんなものなのか、全く知りませんでした。コーチと言えば、スポーツのコーチか、バッグか、ぐらいしか知らないという感じでしたが、ご縁があって小野さんと知り合い、コーチングを受けることにしました。小野さんは大事だと思うことを繰り返し話すことを厭わない方です。私は、コーチングを受けたばかりの時から何度も似たようなところで躓いていることがあります。そして繰り返し失敗しながらも立ち上がろうとする時、小野さんは辛抱強く励ましてくださいました。失敗しても良い、出来るまでやれば出来る、と何度も言っていただきました。「ああ、こういう意味だったのか」と言われたことを理解できるようになるには時間がかかることがあります。その時間がかかっているときの時間を、小野さんは忍耐強く分かるときまで言い続けてくださる。これは本当に感謝してもしきれません。
また、小野さんのコーチングで、「これ、コーチングとは離れてしまうけど」とおっしゃりながら、「コーチング的でない」アドバイスをしてくださることがありました。それは分類としてはコーチングではないのかもしれませんが、とても有益で的確でその時の私に必要なことでした。そういったものは、まさに小野さんのコーチングだからこそ出来たことではないかなと思います。
小野さんも人間なので、完璧ではないかもしれません。失敗もあると思います。でもその失敗の経験からくる人への優しさを私は感じます。私はこの一年、小野さんの色々な面を(、と言っても一部ではありますが)見てきました。私の価値観とは違う部分も含め、それでも今、私は「小野さんは私のコーチだ」と思っています。人間みがあり、心ゆたかで、惜しみなく小野さんの持てる力を注いでくださる。苦しいと思っている人を見ると放っておけない、そして心に灯が灯った時はとても喜んでくれる、本当に心が温かい人です。小野さんには、本当にコーチングの天性があると私は思っています。共に頑張ろう、と励まし合える、そんな関係性に発展させられたらいいなと思っています。

男性クライアント(10ヶ月の契約後、継続契約した理由)
1年近くコーチングを受けるなかで、自分が変わる、変わろうとするきっかけを頂けた。そして自分が少しずつ変われているのを感じ、更に進化していきたいと考えた。その更新時期がちょうど転職直後であったため、転職先で試みることに関して間近で多くのアドバイスを頂きたいと思った。いつも真剣にご対応頂き感謝しているとともに、自分が変わる様を見届けて頂きたい。


以上のような感想や継続契約する理由をクライアントに書いていただいています。イメージ湧いたでしょうか?
なお、私自身も継続してコーチングを複数のコーチから受けています。それは以下のような理由からです。

・親身に話しを聞いてもらえることで、自分の考えを言語化し、声で発することを通じて自分の考えを整理することができるから。
・誰かに話しているだけでも新たな気づきを得られることがあるから。
・コーチに質問をしてもらうことにより、一人では気が付かないような視点から物事を考えられるから。例えば、今取り組もうとしていることについて話す時、そもそもの目的に立ち返るような質問をしてもらったり、その目的が自分の人生にどのように重要なのかを聞いてもらったりする。目的に立ち返った上で今取ろうとしている手段が本当にベストなのかを考える。
・コーチに今後のアクションを話すことを通じてよりモチベーションを高めることができる。自分への約束をするとともにコーチに約束することができるから。
・表面上の言葉だけでなく「非言語」のコミュニケーションについてのフィードバックをもらうこともできるから。例えば声音、対面のコーチングであれば表情、仕草など。
・別のコーチの質問に触れることで「良質な質問」の引き出しを増やしていきたいから。

ジョハリの窓という言葉をご存知ですか? 自己理解に関して、「自分が分かっている・分かっていない」「他人が分かっている・分かっていない」の軸で分けて考える考え方です。

他者と関わることを通じて、「自分が分かっていない」✕「他人が分かっている」・「盲点の窓」に光を当ててもらうのです。そのためには他者に自分が知らない情報を教えてもらったり、自分が考えていなかった視点から考えるような質問をしてもらうのです。

コーチングでは特に自分が考えていなかったような視点から質問をしてもらえることに大きな価値があります。クライアントに新たな気づきを与えられるような、あるいはそこの思考を向けることでよりモチベーションを高められるような問いです。また、自分の現状について「フィードバック」してもらうことにもとても価値があります。コーチからみて自分が今どのように見えているのか、事実やコーチ自身が感じたことを伝えてもらうのです。例えば無意識にしていた表情とか、いつもと違う声音などです。

以上、今回は「コーチングとは」ということで書きました。コーチングの定義については国際コーチング連盟(ICF)の定義や、コーチ・エィの定義を参考にご理解いただければと思います。そしてそもそもコーチングで何が得られるかはクライアントの目的によって様々です。だから、私自身のクライアントが何を得られたかをご参考までに共有し、私自身がなぜコーチングを受けているのかも今回は書いてみました。何か参考になれば幸いです。

冒頭に紹介した本はコーチ・エィの社長でコーチングの第一人者の一人でる鈴木義幸氏による入門書でコーチングの全体像や具体的な方法を学ぶのにとてもおすすめです。


コーチング入門・まとめ
コーチング入門(1) コーチングとは
コーチング入門(2) 対人関係でもっとも大切な心構え
コーチング入門(3) 相手の話を聞く①
コーチング入門(4) 相手の話を聞く②
コーチング入門(5) 自己認識を深める①

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