
スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)
今日のまとめ
相手によって態度を変えない
全ての人に敬意を持って接する
私がコーチングをしたり、深く関わる人には、「人生の輪」という考え方をお伝えしています。どんな人生にしたいのかを部分的にではなくMECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)に考える考え方です。「人生の輪」とか「wheel of life」で検索すればどんな考え方か出てきます。
人生の終わりを迎えるときにどんな「人生の輪」でいたいのかを
制約を取り外して考えてみてください。
そして、とても大事なのが、そんな状態をもし実現できたとき、
自分は「どのような人物で在りたいのか?」
これを考える。
そして、今すぐにそのような人物として振る舞うことを始めるのです。
成功した人は、成功したから素晴らしいのではなく、素晴らしい「今」を積み重ねたから結果として成功したのです。
本当の大人物は、相手によって態度を変えません。私はそう思います。どんなに偉くなっても相手によって態度を変えない。
今からそのように振る舞えば良いのです。相手が目上の人であろうが、そうでなかろうが、敬意を持って接する。
世界に80億人近くの人がいるなかで、奇跡的に目の前にいる一人です。今この瞬間、目の前の人とどのように関わる人物で在りたいのか?
今を大切にする。
私はこのような在り方で自分とも目の前の人とも関わっていきます。
あなたは、自分や関わる人と、どのように関わりたいですか?
※7つの習慣を冒頭に紹介しているのは、1つ目の習慣「主体的である」というのがつまり自分がどう在りたいかを主体的に決めるということだからです。この1つ目の習慣を身に着けた人が増えれば、世界は平和に向かうと私は思います。