「今すぐどんなスキルでも身に付けられるとしたら、どんなスキルが欲しいですか?」

今日のまとめ
やってみたいことは
つまらなかったら辞めてもよいから
とにかくやってみる

ある方のコーチをしていてコロナによる制約下において2021年をワクワクさせる目標をどうたてたら良いか、考えたいというテーマがありました。

その方の思考が、コロナによってできなくなってしまったことばかりに向いていた感じがしたので、以下の問いをしました。

今すぐどんなスキルでもつけられるとしたら
どんなスキルが欲しいですか?

「今すぐ〜としたら」という問いかけは、お金、時間、場所などの制約を取り外して思考することができる、シンプルだけど強力な問いだと思います。

その人はある身近な人が持っている素晴らしい能力に注目し、あんな能力を身に着けたいと即座に答えました。じゃあそのために、この状況で何ができそうか。実は家にいてもできることが随分あることが明らかになり、行動計画が立てられるまでになりました。

我々は子どもの頃からなにかを始めたら続けるべきだとか、やり遂げるべきだとか教えられて来たかもしれません。それによって、始めの一步すら踏み出すことを躊躇してしまっていないでしょうか。まずやってみてから、やっぱり違うと思ったら辞めて良いと私は思います。

本当にやりたいことだと気がついたら、子どものように時間を忘れて没頭するのではないでしょうか。

私は37歳のときに、会社の先輩に繰り返し勧めていただいた会社が提供するエアロビクスのクラスに、”その誘いを断るためだけに”参加しました。やらないで断るのではなく、やってから「やったけど自分には合わないのでやりません」と言って、もうその誘いをしないで欲しかったからです。

しかし出てみたら、想定外に楽しすぎて、それから毎日エアロビクスのクラスに参加し、4ヶ月後にハーフマラソン、その3ヶ月後にフルマラソン、エアロビクスに初めて出てから2年後にはアイアンマン(3.8km泳ぎ、180km自転車に乗り、42.195km走る)を完走しました。

コーチングはずっと前から興味があったのに、それを職業にすることには恐れを感じていました。今更始めて食べていくことができるのだろうか?不安がありました。しかし、覚悟を決めてやってみたらとても楽しく、寝ても覚めてもコーチングのこと、クライアントにどうしたら貢献できるかを考えるようになりました。

本当に大好きになれるかどうかは、まずやってみないと分かりません。

だから、辞めることを恐れずに少しでもご縁があったら一度でもやってみるのが大事だと思います。神様はいつも見守ってくれていて、我々にいろんなメニューを提案してくれているのだと思うのです。

冒頭に紹介した本は「やり抜く力」が大事だと言ってますが、やり続けたいと思えるような何かを見つけられるようにいろんな選択肢を与えてあげる。続かなくたって良いんだよって言ってあげる。そんな関わり方が大切だと私は思います。

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