今日のまとめ
ティール型組織を作るには
経営トップ・組織のオーナー
がティール型の世界観を養い、
理解していなければならない。
これから自分自身が「ティール組織」を作っていくにあたり、何をどうしたらティール組織ができるのかを考えたい。本書には、そんな組織の必要条件として二つだけあげています。
①経営トップ
ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 Kindle版
創業者、あるいはトップのリーダーは、ティール型の世界観を養い、精神的な発達を遂げていなければならない。とはいえ、リーダー人材の大半がティール型の考え方をもって業務にあたることは組織にとって役立つが、必須ではない。
②組織のオーナー
組織のオーナーも、ティール型の世界観を理解し、受け入れていなければならない。これまでの事例にも表れているとおり、取締役会は「理解できなくても」、ティール型のリーダーが圧倒的な実績を示すと、一時的に彼にすべてを任せる場合もある。ところが、景気が悪くなったり極めて重要な選択に迫られたりすると、自分の目に合理的と映る方法だけで状況を統制したがるようになる。
この二つの条件が、組織の運命を左右する絶対的な要素だ。ティール型の考え方で組織を運営するにあたって、これ以上に重要な変数はない。
フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (著), 鈴木立哉 (翻訳)
というわけで、私自身が「ティール組織」を作るためには
「ティール型の世界観を養い、精神的な発達を遂げる」
ことが必須らしいです。ティール型の世界観を養い、精神的な発達を遂げるとはどういうことなのか。ティール型の世界観は本書を読んで養うことができそうですが、精神的な発達はどうしたら充分に遂げることができるのか。自分の現在位置はどこなのかはどうしたら知ることができるでしょうか。本書で紹介されている経営者の考え方にまずは触れられる限り触れて、自分には明らかにない価値観、世界観を見つけて、自分自身をどのように進化発展させるべきか、参考にすることから始めようと思います。