「在り方=Being」を大切に生きる

今日のまとめ
「在り方」を大切に生きる

昨年からTeach For Japanのスタッフやフェローの方々にコーチングさせていただいています。今まで40人くらいの方が受けてくれました。学校現場に出る前の数ヶ月の間に受けてくださる人が大半です。

コーチングでは、基本的にクライアントとなってくれる人が話したいテーマを決めてお話を伺います。着任前のフェローの多くがテーマにするのが以下の3つです。

①ビジョンを語ることを通じてビジョンを洗練させたい。
②現場に出るまでにするべきことを明確にしたい。
③漠然とした不安を話すことで整理したい。

フェローとして学校現場で働くということは、これから関わる子どもたちはもちろん、その保護者、学校の職員、地域の人との新しい人間関係の中にいきなり身を投じるということです。

未知の人間関係の中にいきなり身をおくのだから、人間の本能的にも不安になるのも無理もありません。

そんな中どのようにその不安と向き合えば良いのか?
私は大きく二つのことが大事だと思います。

一つは、そもそもなぜ教師になろうと思ったのか。教師になる目的です。これからどんな困難があろうとも、その目的のためならなんでもするという覚悟を持つということです。だから本当に腑に落ちているビジョンを描くことは大切であり、コーチングのテーマとしてビジョンについて深めるのはとても理にかなっていると思います。

そして、もう一つは、「どのような人物で在りたいのか」。相手が誰であろうが、状況がどうであろうが、どのような人物で在りたいのか。

「在り方=Being」

です。では、それをどのように決めたら良いのか。これは以下のシンプルな方法を私のクライアントには提案しています。

どのような人物で在りたいか。どのように振る舞っていたいかを短い言葉で書けるだけ書くのです。例えば、

・いつも笑顔でいたい。
・誰に対しても優しくありたい。
・相手によって態度を変えず、敬意を持って接したい。
・心を白紙にして人の話を聞く。
・相手のあるがままを受け容れる。

等、私は50個くらい短い表現でどうありたいかをまとめています。そして頻繁に読んでいます。たまに書き加えたり、もういらないと思うものは消したりもしています。

そして、そのような特徴を持った人物はどのような人物なのか。一言で表現するようなキャッチコピーを考えます。その自分のキャッチコピーを思い出すだけで、具体的な在り方を思い出せるようなキャッチコピーです。

そして、そんな在り方であろうとする自分を100%肯定してあげるのです。

新しい環境に身を投じれば、今まで経験したことがない人間関係の悩みが必ず出てきます。そんな悩みを経験できる事自体が大きな成長のチャンスです。

悩んだ場面を振り返り、その時何が起こり、どのような感情となり、どのような反応・対応をしたのかを振り返ります。もし、自分の反応・対応を今後も繰り返したいと思えるのであれば、その反応・対応をした自分を肯定し、そのような在り方を言語化し、強化します。

もし、自分の反応・対応を改善したいと思ったら、本当はどう在りたかったのかを考えて、言語化し、それを反芻し、次に同じような場面に出会ったときには理想の反応・対応をできるように在り方を改めるのです。

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