今日のまとめ
行動するときのマインドセット
①受け入れる
②楽しむ
③情熱を燃やす
ニュー・アースで提案されている「行動する時の3つのモード」の2つ目は「楽しむ」。
こんなことを書いているくせに、私はたぶんまだ完璧にはできてないのです。私が主催している「シリコンバレー教育研究会」でお世話になってるステキな人が、その場の空気を良くするのに「小野さんが楽しむことが、一番空気を良くする方法だと思います」
と繰り返し言ってくれています。逆に言うと、たぶん私が周りの人からはそうは見えてない時があるのだろうな〜。
何かが本当にできているかどうか知るには、他者からフィードバックをもらうことがとても重要です。私は福岡で小学校の先生をしていた時、全力で子どもたちと向き合っていたつもりでしたが、1年目の3学期のある日に、ある子どもに
「先生、俺のこと全然分かってない」
と言ってもらいました。全力で向き合っていたつもりだけど、確かに今思うと、彼が何を考えているのか、彼のあるがままを全部受け容れてあげることができていなかった。本当は私が全力になる必要なんてなくて、力を抜いて、彼が何を考えているのか、どんな気持ちなのか、寄り添ってあげれば良かっただけなのです。
自分は人の話を聞けていると思っていたとしても、他者が聞いてもらえたと思っていなければ本当に聞いたことにはならない。
自分が楽しんでいたとしても、他者からそうは見えてなければ、他者との関係性という意味ではできていることにはならない。
自分ができていないこと、改善すべきことだと思うことを率直に伝えてくれる人の存在は本当にありがたいものです。他者がそれこそ「楽しんで」フィードバックをしてくれるような人物で在りたいと思います。フィードバックは自分の選択肢を広げてもらえるありがたいインプットであり、それを自分の在り方や行動に反映させるかどうかは、自分が決めれば良いのです。
今日の本題の「楽しむ」に関しては、私がそのための心構えとしてとても効果的だと思うのは、
目の前のこと全てに関して
「人生最後のつもりで取り組む」
これに尽きると思います。誰かと関わるのであれば、その日ご縁あって場を共にする人に対して心の底から感謝の気持ちが浮かんでくる。どんなにバカバカしそうなことでも「人生最後のつもりで取り組む」。そう考えれば「楽しみ」から昇華して「情熱を燃やす」状態になると思うのです。今日はこの後二人の方とのコーチングなので、その気持で取り組もうと思います。