リーダーは自分を客観視できる

今日のまとめ
自己客観力を高めるための3つのトレーニング
①フィードバックを受ける
②自分以外の人の立場にたって自分を眺めてみる
③自分のことを他人に紹介する文章を書いてみる

先日、エグゼクティブ・ビジネス・パートナー契約をさせていただいているコーチ・エィの懇親会がありました。鈴木義幸社長のお話も伺って、久しぶりに冒頭の本のことを思い出し、振り返ってみました。数百人のエグゼクティブのコーチをされてきて、そしてご自身もコーチ・エィのリーダーとして活動されている鈴木社長が考える理想のリーダー像。どれも参考になることばかりなのですが、その11番目には「リーダーは自分を客観視できる」というのが取り上げられています。

そこで紹介されているのが、齋藤孝さんの「眼力」で紹介されている以下の考え方です。

冒頭の本の中で、鈴木社長の経験上、クライアントで最も多いのが、左上の「オレ様」タイプなのだとか。実績もあるし、能力もある。けれども、自己客観視力はそれほど高くない。

1990年までの日本の成長期はそんなタイプのリーダーでも企業は成り立っていたのだと思います。「オレ様」タイプのリーダーの元でも我慢して働けば安定が得られるという幻想がありました。でももうそんな時代はとっくに終わってる。リーダーが変わらなければならないし、「オレ様」タイプのリーダーの元では働かない勇気を持って環境を変え、自分が変化・成長していく人が増えていかなければならないと私は思います。

メンバーの心理的安全性を確保し、メンバーが創造性を発揮し、高め続け、安心して考えを表現できる場を作ることができるリーダーが求められていると私は思います。最後に決断するのがリーダーだとしても、メンバー全員による集合知を形成し、目的に向けてベストと思われる手段を編みだす。そのためには、メンバーが本当に安心安全を感じているか、伸び伸びと創造性を発揮できるチームになっているかどうか。そんなチームのリーダーとして自分はふさわしい人物で在るのか。そんな観点から自分を客観視する必要があると私は思います。

では、自分を客観視するのにどうしたら良いのか。この本では以下の3つを薦めています。

①フィードバックを受ける
②自分以外の人の立場に立って自分を眺めてみる
③自分のことを他人に紹介する文章を書いてみる

③については具体的には以下のようなことについて書いてみることをすすめています。

・自分が持っている価値観はどういうもの?
・自分の性格はどんなタイプ?
・ストレスが高くなるとき自分はどうしている?
・部下が言うことを聞かない場合はどうしている?
・部下同士の衝突が起きたときはどう解決へ導いている?
・部下がミスを連発したときはどう対処している?
・会議で反対意見が出たときはどう答えている?

たしかにこのようなケースでどうなりそうかを、その場面に遭遇してないときに書いてみるのは、「本当は自分はどう在りたいのか?」じっくり考えるのに良いと思いました。その場面に実際に遭遇したときに後から後悔するような「反応」をせず、自分をコントロールすることができると思います。

フィードバックを受けるには、フィードバックをもらう人との良い関係を作る必要があります。何より、率直にフィードバックを言ってもらえるようにしないといけない。こんなこと言ったらこの人怒るのではないか?などと思わせてしまったら、言ってもらえないと思うのです。

私の場合ですが、コーチングのクライアントには以下の質問に答えていただいています。

あなたが小野のコーチングのスーパーバイザーだとして、絶対に最低1つは改善点を言わなければならないとしたらなんですか? フィードバックは私はプレゼントとして受け止めて今後の参考にさせていただきます! 

これでも本音を言っていただいているかまでは分かりませんが、コーチングをはじめてから2年弱で百人以上の方からフィードバックをいただいて非常に大きな学びになりました。これからもフィードバックをしてもらえる人物で在りたいです。

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