目覚めた行動の三つのモード

人生を宇宙の創造的な力と
調和させる三つの方法
①受け入れる
②楽しむ
③情熱を燃やす

ニュー・アースの最終章には「目覚めた行動」についての説明があります。どういうことか。

 目覚めた行動とは、外部的な目的(何をするか)と内なる目的(目覚めて目覚めたままでいること)とが調和した行動である。目覚めた行動を通じて、あなたは外へ向かう宇宙の目的とひとつになる。あなたを通じて意識がこの世界に流れ込む。あなたの思考に流れ込み、インスピレーションを与える。あなたの行動に流れ込んで、行動を導き、力を付与する。
 何をするかではなくどのようにするかで、あなたが運命をまっとうしているかどうかが決まる。そしてどのようにするかを決めるのはあなたの意識の状態だ。
<中略>
どんな状況で何をするのであれ、最重要要素は意識の状態だ。どんな状況で何をするのかは二次的な要素にすぎない。
<中略>
真の成功と言える行動は条件づけられた無意識の思考であるエゴからではなく、研ぎ澄まされた観察と関心の場から生まれる。

ニュー・アース Kindle版
エックハルト トール (著), 吉田 利子 (翻訳) 

この部分を読んで、このブログでも繰り返し書いてきた、「精神的な成功」と「物質的な成功」という考え方を違った角度から認識することができた気がします。つまり、「精神的な成功」というのが「意識の状態」のこと。何をしているかではなく、どのような意識の状態でしているかが重要ということです。


目覚めた行動の三つのモード
 あなたの行動には、つまりあなたを通じてこの世界に流れ込む意識のモードには三種類ある。あなたが人生(生命)を宇宙の創造的な力と調和させる三つの方法である。
<中略>
 目覚めた行動の三つのモードとは、受け入れる、楽しむ、情熱を燃やすの三種である。それぞれは意識の振動の周波数が異なる。ごく単純なことからきわめて複雑なことまで、何かをするときにはつねに、三つのうちのどれかが発動しているかどうか敏感に察知しなくてはいけない。

ニュー・アース Kindle版
エックハルト トール (著), 吉田 利子 (翻訳) 

そして、本書では非常にシンプルな考え方を提示してくれています。行動するときには「受け入れる」か「楽しむ」か「情熱を燃やす」この三つのうちのどれかを発動している。

何をするかが重要なのではなく、何をするにもどのような意識で取り組むかが重要であるということです。そしてその際の指針として、「受け入れる」「楽しむ」「情熱を燃やす」のどれかにあてはまっているかを確認する。

本書には以下のようにも書かれています。

よく観察すると、受け入れるのでも、楽しむのでも、情熱を燃やすのでもない行動は、自分自身か他人を苦しめているはずだ。

確かにその通りだと思いました。

何をするにも、「受け入れる」「楽しむ」「情熱を燃やす」のいずれかの意識の状態でする。今後絶対に意識したい考え方だと思いました。

もし、「受け入れる」ことも「楽しむ」こともできないのであれば、
「やらない」「やめる」という選択をすることもできるのです。

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