あらゆる悩みを乗り越え、目標達成する鍵は、まず自分の状況を客観視すること

今日のまとめ
アソシエイトとディソシエイトの
考え方を身に着けて
欲しい現実を手に入れる

コーチングのプロとして活動していくにあたり、NLPの考え方も学んでおいた方がよいということで冒頭の本を読みました。大事な考え方はシンプルで以下の2つだと捉えています。

①アソシエイト
②ディソシエイト

アソシエイトはこれから現実にしたいことを明確にし実現するために用います。ディソシエイトは過去の経験の捉え方を見直すためなどに用います。例えば過去のトラウマなどを乗り越えるのに使えるし、過去の失敗から学び成長するためにも使えます。

①アソシエイトの考え方

例えば、実現したい未来があるとしたら、まずそれが実現したシーンをあたかも映画のスクリーンに映写しているような場面をまず思い浮かべます。そこには目標を達成した自分自身の映像も映っている状態です。より臨場感高くリアルに描ければ描けるほど良いです。

こうして、自分を客観視している状態をこの本では「ディソシエイト」といっています。その状況を自分ごととして捉えず、第三者の目から俯瞰している状態です。

もし、その映像の状況を現実のものにしたい場合、先に思い浮かべた映像に戻り、その映像の中の自分になります。つまり、映画のスクリーンを見ているのではなく、その中にいる自分自身になり、その目からそのシーンを見て、その体でそのシーンを感じるのです。見るだけでなく、五感を効かせている状態を作ります。これを「アソシエイト」と言います。

現実にしたい未来をより鮮明に、臨場感高く描き、「アソシエイト」することを繰り返すのです。「今」起こっていないことを明確に描くことで、頭の中に「空白」が生まれ、思考がその空白を埋めるように働くようになります。これがNLPを使った目標達成の基本的な考え方です。

②ディソシエイトの考え方

一方で、過去のトラウマとか、悩み、感情のコントロールがうまくできなかった場面を乗り越えるためには「ディソシエイト」を使います。その場面を映画のスクリーンに映し出し、そのスクリーンを第三者の視点から見ている自分を思い浮かべます。そのスクリーンには悩みを持っている自分が映っているような状態です。その状況を実況中継してみます。こうすることで、過去のトラウマを自分の思考から切り離していくのです。そのスクリーンの中の自分に第三者の立場から優しく問いかけてあげても良いかもしれません。

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