目標を考えるときには「成長」を意識したものにする

今日のまとめ
目標を考えるときには
自分の能力を証明するものではなく
自分の能力を成長させるものにする

今私がすすめているキャリア教育の事業では、

「いかにして子どもの心に火をつけるのか」

これを永遠の問いとして活動していくことになると思います。それで何か参考になる本はないかなと探していたら、素晴らしい本が見つかりました。それが冒頭の本。

この本では以下の3つの軸について説明しています。
・マインドセット(証明か、成長か)
・フォーカス(獲得か、回避か)
・自信の有無(自分にはやり遂げる力があると確信しているか、否か)

詳細については本の内容に譲りますが、この中でももっとも大事なのが「マインドセット」で、次に「自信」です。フォーカスについてはどちらが良いというわけではなく、人のタイプによってどちらでも良いとあります。

マインドセットは「証明マインドセット」と「成長マインドセット」の大きく2つがあり、要するにこの本で言っているのは「成長マインドセット」を持つことが極めて重要だということです。

ではどうすれば「成長マインドセット」を持つことができるのか。これがまたとてもシンプルで目からウロコでした。それが今日のタイトルの

目標を考えるときには「成長」を意識したものにする

です。目標を立てたとき、その表現を「成長」を意識させる言葉に言い換える。

学び、改善、発展、成長、
前進、将来的に

などの言葉を使った表現に変えるのです。

例えば1年前の私は

・コーチングで1時間XXX万円いただけるようなコーチになりたい。

と考えていました。目標をこの表現にとどまらせるのではなくて例えば、

・そのようなコーチとしての在り方を学び、自分の在り方を改善したい
・そのようなコーチにふさわしいスキルを学び実践を通して身に着けたい

このような表現にするのです。このような願望を言語化することで、自分の思考の矛先をより成長、学び、発展、前進などにつなげていくのです。

この本を読もうと思った当初の目的「子どもの心に火をつける」にはどうしたら良いか。様々なロールモデルに触れるなかで、その人たちが今いかに凄いかを知ることよりも、今に至るまでにどのような努力を積み重ねてきたのか。なぜ努力を続けられたのか。つまりその人たちの「成長マインドセット」に触れることが大切なのかなと、この本を読んで思いました。



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