0から始めて1年間で2000人の集客を実現する、コミュニティづくり

今日のまとめ
何をするにも目的を明確にする
公利公益を大切にし
人との関係性を大切にする

今日のこの投稿は、以下のような人のお役に立てるかもしれません。
・コミュニティを作りたい
・実現したいことがあるけど仲間がいないし、人脈もない
・ビジネスをしており見込み客やファンを増やしたい

そのために冒頭の本にもある、「コミュニティ」づくりは非常に有効な手段だと私は思います。「コミュニティ」づくりの教科書は私がコミュニティづくりをかなり進めた後に出た本で、すでに自分が試行錯誤の上にやっていたことを再確認するような内容でしたがコミュニティを作りたい人にはとても参考になると思います。

ここで「今日のまとめ」にもすでに書いていますが、結論を言うと、コミュニティづくりは「手段」でしかないので、そもそもなぜコミュニティを作りたいのか。目的が何かが重要です。また、一番大切なのはその目的が自分にとってとても重要であること。そして、多くの人の共感を得るためには、その目的が公利公益に結びついていることが必要だと思います。つまり、自分にとって重要な目的があるから運営する上で何か困難があっても諦めずに続けることができる。また公利公益を目指しているから共感してくれる人が現れるのです。

私は2019年8月に「シリコンバレー教育研究会」というfacebook groupを個人で立ち上げました。約1年運営した実績をまとめると以下の通りです。

・オンラインセミナー開催回数 41回 (毎回基本的にゲストスピーカーをお招きしてお話頂く形)
・累計集客人数 2288人
facebook group 1140人
peatix group 786人

リーンスタートアップというしばらく前にヒットした本がありますが、基本的な考え方はこのリーンスタートアップでした。とにかく最小限のコンセプトは決めて始めてみる。途中でフィードバックをもらいながら「ピボット」(つまり方向転換)していく。
実は当初は「シリコンバレーエリアに住んでいる日本人の子どもたち、または日本語で学びたい子どもたちのための教育の選択肢を増やす」という、今とはまったく違う目的でこの会を始めました。でも、自分が本当にしたいことは何かを突き詰めて考えると、私自身の人生のミッションである「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」を会のミッションにしてしまったほうが私自身無理なく続けられると思ったので、途中でピボットしながら現在の形になったのです。(※なぜ私が「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」をミッションにしているかは、こちらに書きましたので良かったらお読みください。
早稲田大学ビジネススクール・牧先生のリレーコラムでのコラム掲載  https://www.stentre.net/column/062/

私がコミュニティの運営で大切にした「問い」は例えば以下の通りです。コミュニティを運営し育てたいなら頻繁にこれらの問いに立ち返ると良いと思います。
①何の目的でコミュニティーを作るのか?
②何の目的でセミナーなどのイベントをするのか?
③登壇者や参加者にどのような価値を届けたいのか?
④関わる人とともにどのような価値を生み出したいのか?
⑤どうしたらそれができるか?
⑥これをすることは自分のミッション・ビジョンや将来にどのような意味があるのか?
⑦今するべきことは何か。

私は人生のミッションを「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」と決めています。
そこで、上記の質問に答えるならば、

①「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」ため
②リーダーシップを発揮して生きている人にその人のこれまでの人生や大切にしていることをお話いただくことを通じて、参加者が自分の人生について深く考えたり、他者との関係性の参考にする
③登壇者の話をネタに、参加した人同士で学び合い、分かち合い、高め合う場を提供する
④参加者と私の1対1の関係性や参加者同士の横の繋がりを通じて、新たな価値を創出する人脈を作る場
⑤目的にそったセミナーを企画し集客する。出てくれた人を大切にし、コミュニケーションを丁寧にする(そのために、必ずアンケートを実施し、答えてくれた人には1つ1つ全部返信しました)。
⑥自分が漠然とやりたいと思っていることやミッションに共感してくれる仲間が増えていく。何かしたいと思った時に手伝ってくれる人が周りに沢山いる状態。逆に仲間の夢を実現するために私も力になれることがあるかもしれない。
⑦目の前のセミナーや出てくれた人を大切にし、コミュニケーションを丁寧にする。一人ひとりと丁寧に対話する。

そしてコミュニティづくりに限らず、どんなビジネスでも基本ですが、お客さんはもちろん関わる人(もし手伝ってくれるスタッフなどいるならスタッフなど)全ても全力で大切にする。
熱狂的なファンを増やし、行列を作るようなビジネスになれば必ず成功するので、以下のような問いを常に持ち、できることから行動し続けました。

・どうしたらまた出たいと思ってもらえるか?
・どうしたら場の「心理的安全性」を確保できるか?

ここまで読んでいただいてお気づきかもしれませんが、
・どうしたら稼げるだろう?
・どうしたら売上を伸ばせるだろう?

という問いは私は一切捨てました。言葉にしていなくても、「売上ファースト」「契約ファースト」という思考でビジネスをしていると、絶対に人間関係で綻びが出てきます。(これに関しては実体験から感じることがあるのでまた別の機会に書きます。)

私は
・稼ぐとはどういうことなのだろう?
という問いは大切にしました。
そしてそれは、一言で言えば、
「この世界に価値を生み出す」
ということ。生み出した何かに価値を感じてくれる人がいるから、そこにお金の流れが生まれるのです。だからまず問うべきは、「自分が生み出したい価値は何か?」「自分は誰に対してどのような貢献をしたいのか?」これらのような問いなのです。

幸せに成長するコミュニティを作っていく上で私がもっとも大切にしたのは以下の2点です。
・関わる人と価値を創出すこと
・関わる人との関係を大切にすること

気がついたらpeatixグループは780人を超えました。
私は現時点(2020年11月6日)ではコーチングを主な生業にしていますが、気がつけば私のミッションに共感してくださっている見込み客が780人いるような状態です。コーチングの営業は現在は一切していませんが、この方々の中からコーチングを受けたいと言ってくださったり、誰かを紹介してくださる方がたまに現れ、ご契約をいただくような状況となっています。そのためにコミュニティを作ったのでは決してないのですが公利公益のために行動していたらこうなったということです。

大事なことは私利私欲を捨てて、
まず自分がこの世にどのような価値を生み出したいかを考える。
自我を捨てて、もし自分が神様だったら、何か大いなる存在だったら、この地球にどんな恵を与えたいのかを考える。世界をどう変えたら世界平和に近づけるのか。そんな視点で考えれば公利公益の視点から考えられると思うのです。そのためにも、世界を俯瞰できるように今の世界がどうなっているのか。どのような歴史を経て今に至っているのか、学び続けることも大切だと思います。

そして、人との関係を大切にする。自分も他者も全ての人を等しく愛するのです

このような考え方で一歩踏み出した瞬間、
その人はすでに成功者だと私は思います。
あとは続ければ良いだけです。

最後に、自分が愛を持って接しても、全ての人が振り向いてくれるわけではありません。それどころか冷たくされたり心無いことを言われることもあるかもしれません。でも、それはみんなそれぞれの事情があり、心に抱えたものがあり、それぞれの興味関心がある。周りの人の反応によって自分を傷つける必要はないのです。もし自分に反省するべきところがあるなら反省して改善しつつ、自分が信じる在り方を貫き通し、この人生で達成したい目的に向かってできることから行動を積み重ねていけば必ず道は拓かれます。

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