歴史から学ぶ、偉人からモノの見方・考え方を学ぶ

今日のまとめ
売れている本にはそれだけの理由がある
どれを読んで良いか分からなかったら
過去にヒットして今も読まれている
本を読んでみる

私は子どものころ、国語や社会が大嫌いでした。周りの大人に「あなたは算数や理科ができるから理数系」とレッテルを貼られて、それ自体は嫌ではなかったけれど、国語や社会は自分には向いていない、自分の人生に必要のないものと思い込んでいました。なんともったいないことをしてしまったのかと思います。高校受験では国語も社会もあるので一生懸命勉強しましたが大学受験は慶應義塾大学理工学部一本に絞っていたので国語と社会は一切勉強しませんでした。本当に無教養なまま大学生になり、社会人になり、40歳になってしまいました😆

40歳の頃、自分にないのはお金ではなく「描きたい未来を考える力」ということに気づき、それから学びを重ねました。学べば学ぶほどいかに自分が無知だったかを思い知りました。44歳からBBT大学大学院で学び現代の知の巨人の一人であろう大前研一さんや教授陣の知はもちろん優秀な同級生にも触れ、ますます自分の無知を思い知りつつも徐々に自分なりに学びを重ねてきました。

2019年2月からコーチになり、たくさんのクライアントと関わってきました。

コーチが生み出せる最大の価値は何か。

まず第一に、どれだけ心を空にしてクライアントの話を聞くことができるか。これが大事だと思います。一切の邪念を取り除き、クライアントの話を聞くとともに、クライアントが言語化していない本当に伝えようとしていることは何かも感じることが大切です。

そのためにも、日頃から多様な価値感に触れ、全ての物事をニュートラルに捉えられるような心を培っていることが大切。クライアントの話を聞きながらジャッジをしてしまうなどは絶対にあってはならないことだし、これは本当はクライアントだけでなく、誰と関わるときでも大切なことです。人の話を聞くときは、ジャッジをしないで聞く。相手が何を考えているのかをとにかく一旦ニュートラルに受け止める。

そして第二に、クライアントに対して効果的な質問をすること。何をもって効果的か。クライアントがより自己理解を深めたり、今取り組もうとしている課題をより多面的に捉えられるような質問をする。クライアントに新たな視点を与え選択肢を広げるような質問です。

そんな力をつけたいので、本、新聞などからのインプットを欠かさずしています。

そして、このサピエンス全史は、人類の歴史をわずか上下巻二冊にまとめているわけですが、目からウロコの表現、歴史の捉え方の連続です。例えば

 人類は農業革命によって、手に入る食料の総量をたしかに増やすことはできたが、食料の増加は、より良い食生活や、より長い余暇には結びつかなかった。むしろ、人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながった。平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民より苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた。農業革命は史上最大の詐欺だったのだ。
 では、それは誰の責任だったのか?王のせいでもなければ、聖職者や商人のせいでもない。犯人は、小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 ユヴァル・ノア・ハラリ  (著), 柴田裕之 (翻訳) 

この一節に、著者のモノの捉え方の幅広さ、深さをすごい感じました。こんなにおもしろい教え方をしてくれる先生がいたら絶対歴史も好きになっただろうに。。。もっとこの人の思考に触れたいと思いました。このようにすごい人の思考に日々触れて自分のモノの見方、捉え方をより多面的にしていくことは、自分の思考力・創造力を伸ばしていくことに繋がるし、きっとコーチングのクライアントや関わる人にもより貢献できます。読書は自分の成長にもつながるし、関わる人への貢献にもつながるのです。

私は自宅のダイニングルームに子どもたちに伝えたい言葉を紙に印刷して貼っています。その1つが「人生の質は読んだ本の量で決まる」です。子どもたちに見ておいて欲しいから。いつ、この言葉を本当の意味で受け止め、行動に移すかは彼女たちに任せます。一生こない可能性だってある。それは彼女たちの問題。私がやるべきことはやっている。それで良いのだと思ってます。

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