自分が本当にやりたいことを見つけられない人へ

群青―知覧特攻基地より 単行本 – 1996/8/1
知覧高女なでしこ会
今日のまとめ
今こうして生きているのは
世界中の全ての先人のおかげ
そして今生きている人たちのおかげ
宇宙・地球の恵のおかげ
そんな中で自分が生きている意味を考える

何のために生まれてきたのか。この一度しかない命をどう使いたいのか。もし、手がかりが欲しければ、この本をおすすめします。鹿児島・知覧。大東亜戦争末期に特攻隊の方々が飛び立った場所で、彼らの身の回りの世話をしていた当時の女子高校生たちが、当時の様子を語り継がなければならないという使命に駆られ、隊員たちの日記や遺書をまとめて下さった本です。久しぶりに手にとっただけでもこみ上げてくるものがあります。

このようなことを書くと、私が右翼だとか思う人がいるかもしれませんが、私は右でも左でもありません。たまたまこの地球のこの時代にホモ・サピエンスとして生まれた地球人です。

もちろん戦争は大反対です。私が伝えたいのは、どんな事情があったとしても、この知覧からわずか20歳前後の若者が選択の余地もなく命をかけて飛び立ったということです。

過去の戦争に関わった全人類が、それぞれの立場でそれぞれの事情があり、一人ひとりが取りうるベストの選択をしてきた結果があの戦争であり、あのような結果になった。大きな方針を決めることができる立場にいた人もあれば、国の命令に従わざるを得ない人もいた。ほとんど選択肢もなく命を落とした人もいた。いずれにしても、一人ひとりがその時、その置かれた状況で、必死に生きていたということです。

そんな地球と人類の歴史の流れの中で、今自分がこの世界に生きている意味は何なのか。一度しかない人生、自分で考えなければもったいないと私は思うのです。民主主義の国ではそれが許されているのですから。

特攻隊で飛び立った当時の若者は、生き残った人たちがどんな世界を作っていて欲しかったののでしょうか。彼らが今の日本人や世界の人を見て、どう感じるのか。良かったら想いをめぐらせて欲しいです。

果たして、自分が命を落として日本を守ろうとした甲斐があったと言ってくれるでしょうか。

私は2015年の11月に、この知覧に行きました。2015年4月に21年間働いた会社を辞め、教育や人材育成に関わりたいと思っていたものの、何をして良いか分からずに、いろいろな選択肢の中から何をするかを決断しようとしていた時でした。

DSC01078

当時様々な選択肢を模索している中でTeach For Japan4期フェローの内定を頂いていたのですが、46歳にもなって本当に2年間も小学校の現場に出るべきなのか。給料もシリコンバレーのIT企業でいただけるであろう額の数分の一になってしまってまでやるべきなのか。悩んでいました。

DSC01077

でも、この場所に来て、当時飛び立っていった先人たちの遺影と遺書の数々を直接この目で見て、感じて、

DSC01089

絶対にやるべきだと覚悟を決めました。小学生の先生としてのスキルも経験も全くなかったけれど、自分だから今の子どもたちに伝えられることがあるかもしれない。

DSC01082

生きている意味を考えた時、まず生存の欲求が満たされなければ、それどころではなく、より高次の欲求を満たそうとできないのも無理もありません。しかし、最低限の生存の欲求が満たされた上で、一歩引いて考えた時、世の中に溢れている様々なメディアの情報に踊らされていないか。狭い価値感に囚われている人の意見に振り回されていないか。自分にとって本当に大切なことが何かを、自分で考える力を奪われていないか。私は考えるべきだと思います。情報に触れた時に、なぜその情報が発信されているのか。その発信者は何を意図して発信しているのか。食べ物を食べる時に健康に気をつけるのと同じように、自分の頭に取り入れる情報に気をつけることが必要だと思います。

そして、実は高次の欲求を満たすことは、本当は誰だって今すぐにできます。お金がたまったらするのではなく、お金がなくても今すぐにできることがあります。

それはまず第一に、今すぐ自分を大切にすると決めること。自分は無限の可能性を持った最高の存在なのだと、まず自分が認めること。自分が身を置く環境を整え、自分に取り入れる情報を選ぶ。本当に付き合うべき人と付き合い、行くべきところに行く。自分の日々の思考に気をつける。

そして自分を大切にするのと同じように、相手がどんな人であろうと、関わる全ての人を大切にすることです。そのように思考と行動を変えて生きていたら、すでにその時点で私は誰もが成功者だと思うのです。この心の喜びはお金では絶対に買えません。そして、お金なんてなくたってこの心の満足を得ることは、本当は今すぐに誰だってできるのです。

DSC01080

2015年11月に知覧に向かうバスを平川駅のバス停から待っている。
黄昏れてカッコつけてる当時の筆者笑😆

DSC01065

コメントを残す