人を動かすには?まず自分を動かす問いの持ち方を知る。

今日のまとめ

質問が人生を変える
だから日々自分に問いかけている質問に
細心の注意を払い続けよう
「人生を幸せにする12の質問を常に意識する」

ネガティブな感情が浮かんでいる時、みなさんはどのような問いを自分のなかでしていますか。例えば、何か酷いことを誰かに言われた時、

「なぜこの人はこんなに酷いことを言うのだろう?」

という問いを持ったりしていませんか。そうするとどうなるか。脳は相手が酷いことを言う理由を考え始めます。そして、いかに相手が酷い人なのかを確認する結果となります。これでは、さらに状況が悪化するだけではないでしょうか。

あるいは相手を酷いところを探す問いではなく、例えば、

「私の何が悪いのだろう?」

なんて問いを持つことはないですか。こんな問いを持つと、脳は自分がいかに足りない人間なのかを考えてしまいます。

何も良いことはありません。

幸せな成功者は、このような時、例えば以下のような問いを持ちます。
「この状況の良いところは何だろう?」
「自分はどんな結果を出したいのだろう?」
「これを乗り越えた先にはどんな良いことがあろうだろう?」
「この状況をポジティブに乗り越えるために、今自分にできることはなんだろう?」

冒頭に紹介した本の題名は「人を動かす技術」ですが、この本ではまず自分を動かすことが大事だと言っています。そのためにとても効果的な以下の12の質問が紹介されています。詳細については本の内容を読んでいただければと思いますが、詳しく分からなくても、これらの質問を頻繁に自分に問いかけることで、思考の矛先がより良い方向に進んでいきます。

人生を幸せにする質問
①「今どんな感情を持っているだろう?」
②「どんな結果を出したいのか?」
③「今、人生でに何に感謝できるだろうか?」
④「これの素晴らしいところは何か?」
⑤「どう使えるか?」
⑥「どうしたらより良くできるか?」
⑦「このプロセスをどう楽しめるか?」
⑧「今、何を与えることができるか?」
⑨「今、完璧なこの瞬間に、どう感謝できるだろうか?」
⑩「私にエネルギーを与えてくれる少量でおいしい料理は何だろうか?
⑪「今日何を学んだか?」
⑫「今、自分に問いかけることができる最も良い質問は何か?」

「人を動かす技術」マイケル・ボルダック  (著), 堀江信宏(訳) (著)

常日頃から、頭の中で自分に投げかけている問いに細心の注意を払いましょう。今どんな感情を持っているのか。今どんな問いかけを自分にしたのか、俯瞰できるようにする。そうすることで感情に振り回されることがなくなり、自分の感情や思考を道具として使うことができるようになります。

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